今年もありました。トリップ企画。



誰かの家に泊まって浮いた宿泊費で遊ぶというできる限り安く旅行しようという学生らしいこの企画。





ついに3年目を迎えました。





1年目は奈良県。最初のトリップは5人。



2年目も奈良県。第2回はメンバーが増え8人に…!



数々の伝説を残してきたこの企画。



今年は奈良じゃないんです。違うんです。



三重県なんです!!!



さらに!新規メンバー1名を加えた計9人でトリップしてきました!




新たなメンバーに、新たな地。




ワクワクがとまらんばい!!



ちなみに僕は大阪生まれ大阪育ちなので「◯◯ばい!!」を初めて使いました。








毎年、動画でトリップを振り返っていましたが2年目トリップの編集が未だに終わらぬまま3年目を迎えてしまうほどなので動画で振り返ることはやめ、ブログで振り返っていこうと思います。




要約すると



この記事はそのトリップ企画のレポートです。










【ーー19時00分】


僕は約束の地へ降り立った。




ーーーー約束の地




そう、奈良県王寺駅だ。



「え、三重トリップってタイトルだったじゃん」



そうツッコミたいのもわかる。その気持ちは心がもげて爆散するほどわかるが、やはりトリップ企画といえばここから始まるのだ。



駅前のパグの石像の写真を撮りながら皆の迎えを待った。



↑王寺駅前のパグの石像



余談だが、王寺駅周辺には動物の石像があらゆるところにある。
一説によるとこの石像は「何も自慢するところがない王寺がどうにかして目立とうとして税金で作った最悪な税金の使い道の例」らしいが、その真意は地元民ですら知らない謎の石像である。




【ーー20時】

三重に住んでおり、今回の旅の宿となる新規メンバーの1人を除き全員が集合。


新メンバーは次の日三重で合流する。
つまり、次の日からが三重トリップのスタートであり、この日は前夜祭なのだ。



前夜祭でテンションあげてこうぜ!という大学生っぽいこともしたかったのもあるが、この日に集まったのは別の理由がある。



ひとつは、次の日集合に遅れるクソ野郎がいた場合予定が大幅にくるい、三重でほぼ何もすることなく泊まるだけイベントになってしまうので、この可能性をゼロにすること。


もうひとつは、Tしき君の誕生日。なんと前夜祭はTしき君が生まれた日なのだ。



これは皆で祝わねば…!!



この前夜祭が後の大事件に繋がるとはこの時まだ誰も知らない…




【ーー20時30分】

回転寿司でアホほど食べまくり、会計が過去最高の1万8千円を記録。

テーブルには大トロを食べた証である黒光りする皿が高く積み上げられていたという。




【ーー21時】

晩御飯を食べ終えた一行は、Tしき君の家へ向かい誕生日プレゼントを渡す。


メインのプレゼントは「極麺づくり」というスープから麺まで全て作れるキット。ラーメン好きのTしき君にはたまらないはずだったのだが、1000円のダミー監視カメラの方が喜ばれ、トリップでも活躍が期待された「極麺づくり」は開封5分で部屋の隅へと追いやられることになる。







【ーー22時】

みんなの心の故郷「虹の湯」へ。


サウナと水風呂の交互浴のプロフェッショナル(自称)であるKずき君とUが君とNき君はサウナでめっちゃイキった態度を取る上に半端ないほど風呂の時間が長いので銭湯でのこいつらは疎まれているが本人たちは全く気付いていないので一応ここに書いておこうと思う。



特にKずき君は、サウナで先輩面をする。



サウナの先輩ってなに。




サウナと水風呂の交互浴なんて「マジで意味がわからん」と思っていた僕だったが言われるがまま交互浴をしてみるとこれが良い。

ほんとうにスッキリする。気持ちいい。



「水風呂が冷たいのは最初だけ。」

「ほら、自然体になって。手は床と平行にして。水と一体化するねん。」

「一体化したら常温になるから。」


この3つの言葉を信じ、実行すれば、きっと交互浴の素晴らしさがわかると思う。


高血圧の人はおすすめしません。風邪の人もやめとこう。
もし交互浴をして何かあっても一切責任取れないので自己責任でよろしくお願いします。


 


【ーー深夜1時】


一行を乗せた車は、無人駐車場で停まる。


やってきました。恒例行事「信貴山参拝」


トリップ企画では、毎年信貴山に登り、おみくじを引いて帰る。



今思えばこれがよくなかった。



あまりにも時間が遅かったので一旦帰ろうみたいな流れもあったが、毎年の恒例行事であるということと、「夜中に山登るとか俺らやばくない?」みたいな学生特有の謎のテンションの高まりもあったのだろう。



男たちは極寒の冬の夜中、山を登った。



頂上付近のおみくじを引くためだけに。







男たちは竹の杖を手に取るや否やカメラを向けてもいないのに無言で各々のオリジナル殺陣を披露し合う。


男は棒状の何かを手にしたらそれを斬魄刀と認識してしまう。そういう風にできているのかもしれない。


親がこの姿を見たらきっと涙するに違いない。僕たちはそう確信しながらもお互いの殺陣を褒め合った。









斬魄刀(竹の杖)を片手に、果てしない階段をくねくねとひたすら登っていく。



道幅は狭いため、一行は2列になって隣のやつと喋りながら登っているのだが



頂上までの道のりはあまりにも長いので話題も次第に尽きていき、皆の話題は自然と「BLEACHあるある」に統一されてゆく。




「やっぱBLEACHはルキア奪還編までよなー」



「ウルキオラかっこいいねんけどな」



「てかオサレ師匠のネーミングセンスやばない?アーロニーロ・アルルエリって何?天才なん?」


(※オサレ師匠とは、BLEACHの作者久保帯人先生のこと。一般常識なので覚えておくように。)




僕は後ろでカメラを構えながら話を聞いていて思ったことがある。








(去年も全く同じこと話してたな。)










「BLEACHあるある」が尽き、無言で山を登り続けて数十分。



僕たちは頂上に辿り着いた。



ここでいつものように神様にお祈りし、いつものように100円おみくじ(もちろん無人)を引いた。



そしていつもならここで一人一人今年の抱負を言うのだが、おみくじで見事凶を引き当てたTしき君に異変が起こる。



顔色がみるみる悪くなり「寒気がする。頭が痛い。」とこれ完全に深夜の極寒の山で湯冷めして風邪引いてますやんとしか思えない症状を訴えだした。



一行は震える手でおみくじを結び、急いで下山。






コンビニでしっかり夜食を買い込み、午前4時まで前夜祭は続いた。


何事もなく、無事に前夜祭を終えた一行はトリップ企画のお約束を思い出す。



そのお約束とは





「目覚めたら午後」





これはやってはいけない。これをやってしまうと三重でやることはただ友の家に乗り込みお泊まりして解散。これだけになってしまう。



僕たちはアラームをセットした時刻の1時間後に目覚める習性がもれなく全員に備わっているため、午前8時にアラームをセットし、9時に丸亀製麺へ朝ごはんを食べに行くと決め、リンカーンあるあるを言いながら眠りについた。







眠る前、布団の中で僕は前夜祭の4日前のLINEを思い出していた。


























(続く)